・インデラ・カレーにまつわる話・
カレーライスと印度料理の名人になろう
おいしいものを介して交流を
インデラ・カレーの50年

インデラ・カレーの50年

株式会社ナイル商会前社長 小泉素男

昭和30年代に作成したポスター

 創業当時の事を記憶している人は、現在の会社にいませんが、私の子供の頃はこの辺は畑ばかりの風景でした。当時日本は、唐辛子が特産で工場の敷地に唐辛子が干してあった事が記憶に強く残っています。その頃は原料の調達に社会的環境からも大変な苦労をしていたことと思います。

 ところが、練馬は昔から漬物(沢庵漬け)の生産が盛んで、皆さんはあまりご存じないと思いますが、色付けにはカレー粉の原料の一つであるウコン(ターメリック)が使われていました。そのような事から農家からウコンを分けて頂いたと言うような話も聞きました。

 純カレーは、20〜30種類の香辛料で作られて、今も昔も殆ど変わらない方法で製造しています。香辛料の中には漢方薬に使われている物もあり、とても体に良くこれから先もカレーは好まれる料理の一つなのではないでしょうか。

 ここで、私共の取り扱っている純カレーについてお話致します。一般的にカレー粉と呼ばれているものです。香辛料を製粉機により粉状にし、それを配合、焙前等の工程を経て3〜6ケ月熟成させます。この熟成の結果あのカレー特有の香りが出てきて製品の純カレーになります。この純カレー粉を小麦粉、油、調味料等と混ぜ合わせて固形にした物を即席カレールウと言って皆様がご家庭でよくお使いになるものです。消費者の皆様の中でも最近は即席カレールウを使わずに、本格的にカレー粉から作られる方も多く、デパート、スーパー等にも納入させて頂いております。

 カレーは、現在、カレー粉・カレールウ・レトルトカレー・カレー缶詰等多種多様の商品が販売されています。私共も時代の要請に答えるべく、インデラカレーの品質安定向上を計り、インデラカレーをお使いいただいている皆様に御満足頂ける製品を提供してまいりたいと考えています。

(「練馬区商工だより」より一部転載)